NJCB/KSM  NYNH&H I-5 4-6-4 レストア記録

2019/11/23 完成 YOU TUBE に UP しました



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レストア挑戦記録

珍しい、車輌が手に入りました 韓国の知らないメーカーです
多分、OEM メーカーなのでしょう









2014/6/11 フロントスカートを修理しました



輸入物は、必ずと言っていいほど、フロントスカートが潰れています
海外の運送業者が如何に荒いか、放り投げるのです
その点、日本は素晴らしい 日本人の丁寧さは世界に誇れます


ばっくりと、口を開いていました 曲がりを修正、再半田付けしました



デッキとスカートの取り合いの所が、口開き状態でした



少々、手荒い修理をしましたので、半田の量が多いです

走行は問題ありません ⇒ これで、塗装を待つのみです

2014/6/20 バラして塗装を剥がしました



何と、剥がしてバラすのに、2日かかりました
曲がり、破損、部品欠品、半田外れを修理しながらの金属下地調整です




裏側まで、ピカピカです ⇒ 塗装の出来は、下地次第





問題は、この動輪です 特殊な型を作っての模型化ですから
やはり、忠実にメッキをかけなくては、、




またまた、取り付けステーの半田外れが起きました
一度、ボディを再半田したらしく、継ぎ目も不細工だったので、
この際、修理も兼ねてし直しです




笑っちゃいました、さすが、韓国製 !!
ステーの裏側に細工がしてありますね アリランか?

じゃないですよね
⇒ 廃棄材を使って、ステーを作ったのですよ 貧しいね 3流メーカーだよ




継ぎ目が修正不能の浪うち状態、半田を盛ってごまかしします



穴ピッチ、100mm しっかり合わせてステーを半田付け
⇒ コテは、100W が必要ですよ




テンダー上側のジャンパー栓、欠品していました 元箱をさがしたら、出てきました
前所有者が、取れたので、部品袋に入れて保管されていました

直接、カプラーベースに、しっかりと半田付けしました



おっと、テンダー床下、配管外れ こまごましたところが、
片っ端から、外れてくるのです ⇒ いたちごっこなのだ




左のジャンパー栓を修理したとおもったら、解放テコが折れてしまいました
φ0.4の真鍮線で作り直しました




主軸押さえ板に着いている、ブレーキシューの取り付け
真鍮線が折れて外れてしまいました ⇒ 折れた残りの真鍮線を外し作りました




フロントデッキの水平バーも洗っているうちに外れてしまったらしく、紛失



しっかりと、真鍮線を半田付け



このモーションプレート塗装にするか、黒染めにするか
兎に角、韓国製の車輌は、安くないと買えません 
とんでもない修理が多すぎなのです
皆さんも要注意ですよ 修理しようと思っても壊す羽目になりますよ
今回も、変なトップコートを吹いてあって下地にならなかったのです
剥離材を使って、全部完全に剥がしました
韓国製の未塗装生地車体は、金色に塗装してある車体と思ってください


剥がすだけで、一日つぶれてしまいます

明日は、動輪のメッキをして見ます
参考までに、、私の下地処理法
イソプロピルアルコールに2〜3時間漬け込んでみて、溶け具合を見てみる
ラッカーシンナーで、溶かしてみる
で、溶けなければ、剥離材を使います
⇒ ナトコのスケルトン M-201 金属ハケ用 1kg 缶
表面をキサゲブラシで、塗幕に傷を付けながら、塗ります20〜60分後、水洗い
旨く剥がれない所は、もう一度塗り、又、放置
※ 旨く、はがれる場合は、日焼けで、皮膚がむける様に剥がれます
洗いながら、キサゲ取り、乾かします
乾くと又、残った塗幕が浮いてきます ⇒ プラシで、剥がしとりのぞきます
クレンザー、または、ジフで磨きます
黒くなった所が、多ければ、サンポールに漬け込みます
もう一度、クレンザー又は、ジフで磨き、良く水洗いします
剥離材、サンポール使用の際は、注意書きに十分注意して、
自己責任にて使用すること

2014/6/21 動輪にメッキをかけました



ギヤ、メタルを着けたまま、ニッケルメッキをかけました
下地をコンパウンドで一生懸命磨いたのですが、いかんせん、ニッケルメッキです
キラリと光るメッキにはなりませんでした ⇒ しかたなしです

で、絶縁が切れていないかテスターでチェックしました
何と、抵抗 = 0 ウーンと、うなったよ 3軸ともペケでした
となると、絶縁体に電解液が浸みこんで、抵抗 = 0 状態なのではと、理解
電子レンジのオーブンで、130度 15分 熱で、水分を飛ばしました
何とか復帰したようです あわてましたよ




先台車、テンダーの台車枠梁、主軸押さえ板を黒染めしました
主軸押さえ板には、マグネットコンタクトを挿入する為、穴を開けました
DCC化決定です



テンダーにスピーカー取り付けの為、穴を開けておきました
床下機器があるので、微妙に穴位置をずらしています 対象位置では有りません




塗装に移ろうとしたら、シリンダーのドレーンが半田外れです

韓国製、どこが外れるか判らないよ
兎に角根気良く、半田外れと戦うしか有りません

明日は、いよいよ、塗装に入ります


2014/6/22 黒を塗装しました









動輪も塗りました



マグネットを仕込みました

明日、日中は、下回りを組み立てます


2014/6/23 下回りを組みました



保存機のように、艶有りで塗装をしようと思っていたのですが
何分、下地の浪打が塗装したら、目立ちだしたので、
艶消しで塗装しようかと迷っています




明日は、デカールを作りますが、クリヤなデカールが
JOSHIN から、まだ届かないのです
この頃、JOSHIN さんは、遅いし、在庫切れが多いのです 改革が必要 !!


2014/6/24 デカールをインクスケープで作成しました

が、まだ、とどきませんので、プリントアウトできません ⇒ 他の事をします



プレートが片側着いていませんでした 欠品です
⇒ 2.0x9.0x0.3t で自作、半田付けしました




無事、補修を終わりました
デカールが届くまで、ちょっと、休止します


2014/6/26 塗装が出来ました



デカールを貼りました トップコートは、艶消しを吹きました











スカートのデカールを取り付けに神経使いました





ラインのデカールの取り付け、まずまず旨くいきました



このロゴには参りました
⇒ フラッシュシルバーでは、旨くプリントアウトできないのです
しかたなく、メタリックシルバーでプリントしました




小さいですが、 I - 5 の表記も入れました

今回、ラインは、全て、デカールの貼り付けです
明日は、電装をして出来上がりです


2014/6/29 電装にかかりましたが、手間取っています



気に入らないので、ナンバーをやり変えました ⇒ 下地も加工しました



テンダーのプレートもそれらしくデカールを作り貼り付けました




煙室戸にヘッドライト用のLEDを取り付けるため、φ4.1x3.5 のパイプを装着します



装着しました 塗装後でしたので、瞬間接着剤を使いました
φ3.0のLED球 電球色をはめます




リードスイッチを第3動輪に装着 これで、チャフ音は、完全同期します



キャブ下に赤線、白線、青線をつなぐソケットを半田付けしました
ここに、ボイラーのアース線と、チャフ音のコンタクト用の白線、青線が、
テンダーのサウンドデコーダーから来ます




後は、組み立てて、調整をします



テンダーのヘッドライトにLED1608 電球色を埋め込みました
明日は、引き続きテンダーの
電装をします 完成させるぞ

※ 製作が進まなかった理由

今日は、天気が良くなったので、朝から、バイクのマスターシリンダーを交換していたのです
フロントブレーキが抜けちゃったのです
なんせ、このところバイク乗りも、ご無沙汰ですから、、、
もう一台は、クラッチがくっついていて、バッテリーが上がっていました

2台あるのだ

2014/7/1 モーターを交換しました



サガミのモーター、低速が安定しないので、マブチモーターに交換しました
サガミのモーターがイマイチDCC化に合わないのです
⇒ 昔のモーターの感が否めません
せっかく、チャフ音を完全同期させても、低速が効かないと意味が有りません
モーターのボディに直接ナットを半田付けしました
一個着けた状態ですが、もう一個追加しています
ほんと、安物モーターがいい動きをしますよ !!

今日、DCCの組み立てが終わったのですが、
ヘッドライトレンズが明日届くので、
明日、DCCの走行調整をします

調整終了後、レンズを取り付けて完成です

チャフセンサーも、ガラス管の物に交換、何か少し感度が悪かったのです
ついでに、音源も替えて見ます
チャフ音が少し短いようなので、 0.2sec ⇒ 0.5sec 位に伸ばして見ます
※ 動輪径が大きいので、低速で間が抜けた音に感じるのです


2014/7/2 完成です



ヘッドライト φ3.0 LED球 電球色



ヘッドライト 1608 LED 電球色
SDH164D やっかいなデコーダーでした
後、3台の在庫があります

SDXH166D,SDH166D も、2台ずつ、サンプル在庫をしていますが
、確かに良くなっています


何が、やっかいだったかって?

チャフ音がちゃんと出ず、飛ぶのです 昨日から想像していた通り、
プログラムを変えたら、直ったのです
私の自作物、全て、始めからやり直したのですが、音が飛んで、
1-2-3-4-1-2-3-4-1-  と、出ず


1-2-?-?-3-?-4 とかなって、正確にリズムが刻めなかったのです
⇒ 相変わらずダメだったのです


が、最後にデコーダーそのものを取り替えてやると、最高の調子になったのです
チャフ音の長さを0.5secに変更した、GS-4 用の自作音プログラムを使ったのでした


同じプログラムをPR3で、ダウンロードして、デコーダーを使い試運転したら、バッチリ
結局、標準設置のデフォルトのSLサウンドプログラム自体がダメなのでした
SDH164は、安いのですが、難物ですよ

今回も、ボイラー部にDH123D 走行用デコーダーを搭載
テンダー部にサウンドデコーダーとして、SDH164D を装着しています




ヘッドライトレンズ エコーモデル φ4.1



ヘッドライトレンズ エコーモデル φ3.6
カラーライト φ1.5 取り付けました


2014/7/4 試運転 ⇒ ショートしまくり

7/3〜4にかけて、音源最終調整をし、試運転をしてみたら、
ポイントのS字カーブでショート島倉千代子なんです
動輪のブレーキシューが真鍮製で、絶縁無しなのです
おかげで、修正しまくりやっとブレーキシューがショートしなくなり、
テンダーを本機に変えたとたんまたショートし始めました
⇒ 余りにシューがショートするので、他の機体のDCC積んでいない
テンダーをつなげて修正していたのです
不思議で不思議でシューの位置調整に明け暮れましたが
やっと、原因がつかめました、何と、テンダーの車輪 6軸が、
バックゲージ、14.0 〜 14.2 なのでした。
で、ポイント付近で車輪の内側で、ショートしていた訳です
先輪も、従輪も、動輪も、まちまちでした さすが 韓国製 !!

韓国のポイント付近は、Nゲージ並みのバックゲージのゆるさですね
しかも、きっちり、15.0 mmとかでなく、バラバラの位置決めでした

笑っちゃいましたよ

治具も使わず組み立てているのでしょう
はたまた、治具の使い方を知らないのかな
道理で、ポイントを通過するのに走行抵抗があったわけですネ
要注意 韓国製は、バックゲージを最初に測って見るでした

全部バラして、バックゲージを調整しました

安物マブチモーターも最高にスローが効きます
チャフ音も0.5sec にしてありますから、低速のチャフ音、最高にO.K牧場ナノダ
それも、自作チャフ音ですから、、、、

恐るべし、完全同期のチャフ音です
⇒ これはMRC もマネが出来ないでしょう

2014/8/4 モーターをSAGAMI に戻しました

マブチモーターの進角が災いしました
ウォームギヤの調子が悪いので、分解、調整したら少し硬めになりました

NWSLのギヤを使用しているので、アイドラーが在り、前進方向の回転で、
反対の進角となっています
⇒ 前進で、起動力がなく、逆に後進時の方が調子がよいのです
これには、困りまして、仕方なく、元の進角の付いていない、
サガミモーターに戻しました

次イコカ

2015/10/12 モーターをCN22に換装しました



ボディ火室下を少し削り広げ、モーターベースを改造しました
⇒ 走行が安定しました
DH123をEM13に換装、BEMFを効かしました 低速走行が安定しました
ボイラーヘッドライトは、前進時のみモーター出力端子より電流を調達しています

2019/10/30 デコーダー、スピーカーを換装しました



デコーダーをQSI TITAN-U に交換しました
スピーカーは、煙室にMRC Φ20 8Ω1W を搭載
キャビンライト、LED 2835 電球色、FIRE BOX FLICKER 角型LED 赤を追加




テンダーに 28 x 40 8Ω 1W を搭載 エンクロージャーは、プラ板で自作
中音で大音量となりました


動輪を分解、位相を調整し、安定した走りとなりました

これにて、NYNH I-5 完成です

後日、YOU TUBE に UP します